Art
根本敬ゲルニカ計画
日程
10.1 11:00~(除幕式)
場所
ゲルニカSTAGE
「根本敬ゲルニカ計画」とは、漫画家・根本敬が「個人の意志を超えた大きな何かに突き動かされて」、ピカソの『ゲルニカ』サイズ(349×777cm)の絵画を描こうとするプロジェクトです。4月末より滞在制作している「新ゲルニカ」をステージ上に設置、根本敬が画材アドバイザーを勤めた会田誠とともに除幕式を行います。
■根本敬
1958年東京都目黒区生まれ。『月刊漫画ガロ』1981年9月号掲載「青春むせび泣き」で漫画家デビュー。以降「特殊漫画」の道を突き進み、漫画界の極北に位置する。漫画界のみならず、音楽界やアート業界にも熱烈な支持者やフォロワーを持つオルタナティブ界の最重要人物とされる。代表作に『生きる』(青林堂、1986 / 青林工藝舎、2001)、『天然』(青林堂、1988 / 水声社、1998)、『タケオの世界』、『豚小屋発犬小屋行き』(青林堂、1991 / 青林工藝舎、2010)、『ミクロの精子圏』、『未来精子ブラジル』など。「909/アノーマリー2」展(1995年/レントゲン藝術研究所/椹木野衣キュレーション)や「時代の体温」(1999年/世田谷美術館/東谷隆司キュレーション)などにも出展した。1993年に刊行した『因果鉄道の旅』(KKベストセラーズ、1993 / 幻冬舎文庫、2010)所収の「でも、やるんだよ!」は「ニッポン戦後サブカルチャー史」(NHK・Eテレ)で90年代を牽引し大きく影響を与えた言葉として紹介された。
■会田誠
1965年新潟県生まれ。1991年 東京藝術大学大学院美術研究科修了。絵画、写真、映像、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画など表現領域は国内外多岐にわたる。小説『青春と変態』(ABC出版、1996 / 筑摩書房、2013)、漫画『ミュータント花子』(ABC出版、1999 / ミヅマアートギャラリー、2012)、エッセイ集『カリコリせんとや生まれけむ』(幻冬舎、2010)、『美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか』(幻冬舎、2012)など著作多数。近年の主な個展に「天才でごめんなさい」(森美術館、2012-13)、「考えない人」(ブルターニュ公爵城、フランス、2014)、「世界遺産への道!!~会いにいけるアーティストAMK48歳」(霧島アートの森、2014)、「ま、Still Aliveってこーゆーこと」(新潟県立近代美術館、2015)など。
根本敬ゲルニカ計画
根本敬ゲルニカ計画実行委員会
画材アドバイザー:会田誠
漫画:ニコ・ニコルソン
写真:江森康之
制作:穂原俊二(太田出版・発行人)、岩根彰子
協力:伊藤悠(BUCKLE KÔBÔ)、林里佐子(『美術手帖』編集部)
スーパーバイザー:岩渕貞哉(『美術手帖』編集長)
協賛:ターナー色彩株式会社、株式会社シグマ
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