Film
© 2016 Nikolaus Geyrhalter Filmproduktion GmbH
『人類遺産』
日程
9.30 14:30~
場所
BUCKLE STAGE
日本で10万人が観た大ヒット作『いのちの食べかた』のニコラウス・ゲイハルター監督最新作。撮影期間4年、世界70ヶ所以上にも及ぶ“廃墟”にカメラを向けた唯一無二の映像集。放置され、朽ちゆく人工建造物の風景からは、人々が去った後もなお、不思議な息吹が感じられる。“彼ら”が私たちに伝えようとしているメッセージとは何か?いま、時空を超えた“人類遺産との対話が始まる。
予告編
『人類遺産』上映後トークイベントとして、予定しておりました内容が変更となりました。
ゲスト:下道 基行(美術作家/写真家)
モデレーター: 多田愛美(ライター、インタビュアー)
下道 基行
1978年岡山県生まれ。2001年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。2003年東京綜合写真専門学校研究科中退。大学卒業後4年間、時間をみつけては日本全国を旅し、2005年日本全国に残る 軍事遺構の現状を調査撮影した『戦争のかたち』をリトルモアより出版。その後、自らの祖父の遺した絵画を追って旅したシリーズ『日曜画家/Sunday Painter』を展示と手製本の写真集で発表。その他、2004年より日本全国で放置されている軍事遺構を一時期だけスクウォット/再利用/イベントを起こしながらそれを記録していくプロジェクト「Re-Fort PROJECT」。2006年より日本の国境線の外側を旅し、日本植民地時代の遺構の現状を調査する『(torii)』、最近では用水路に架けられた木の板やブロックで出来た”橋のようなもの”を撮り集める『bridge』など。
幼い頃、近所の崖に貝塚を堀に出かけたり古墳に関心を持ち、考古学者になることを憧れていた。現在では、写真や文章を表現手段に、モノ/コトの残り方/消え方、それらを内包する風景の在り方など、目の前に広がる風景に興味を持ち、旅やフィールドワークをベースに、表現を続けている。
http://m-shitamichi.com/
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